【VB.Net】チェックボックスの使い方

どうも!リョクちゃです。

今回はチェックボックスと呼ばれるコントロールについて、触れていきます。

チェックボックスは、名前の通り、ボックスにチェックを付けたり消したりするボックスで

主にアプリケーションでは、アンケートの回答やアプリケーションの設定を画面上で

行わせるときに使われたりします。

実際に例を交えて今回は簡単に使い方を紹介していきます。

ちなみに前回はこちら

タイマーを使って簡単なアプリケーションを作りながらタイマーについて振りかえりながら紹介をしています。Windowsフォームアプリケーションってこんな風に作るんだといったイメージを少しでも抱いていただければいいなと思っています。



目次

準備編:チェックボックスの配置

まず最初に下のようなフォーム画面を作成します。

りんご、ばななやぶどうと書かれた隣のボックスがチェックボックスになります。

チェックボックスの配置の仕方は、ツールボックスを開き、CheckBoxと書かれたモノを

ドラッグ&ドロップでフォーム画面に移すことで配置ができます。(下図ご参考)

ちなみに筆者の環境は、

  • VisualStudio2019
  • Windows 10 64bit
  • .Net Framework 4.5.2

です。

今回は、ボタンが押されたらチェックボックスでチェックされている項目の名前を

メッセージボックスで表示するアプリケーションを作りながら使い方を紹介します。

機能としては、

  • チェックボックスへのチェックは1つだけ(複数はチェックできないモノとする。)
  • ボタンが押されたらチェックされているボックスの名前を表示する。

チェックボックスのチェックを1つだけにする

このままだと複数のチェックボックスにチェックができてしまうので、

チェックを1つのボックスにのみ行える方法をコードとして書いていきます

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チェックボックスのチェックイベント

まず、チェックボックスがチェックされたときのイベントをコード化していきます。

コード化するにはフォーム上のチェックボックスをダブルクリックします。

すると、下のようなコードが追加されます。

CheckBox.CheckedChanged

というイベントがチェックされたときに発生するイベントになります。

同様に他のチェックボックスも追加していきます。

それでは、チェックボックスに複数チェックをできないようにしていきます。



コードは下のようになります。

ここで、

CheckBox.CheckState

で現在のチェックボックスの状態を取得することができます。

状態としては、

  • Unchecked
    チェックされていない
  • Checked
    チェックされている
  • Indeterminate
    不確定状態☒←こんな状態

の3つがあります。

他のチェックボックスがチェックされていたら自身のはチェックをしないように、

条件分岐のif文を使って、自身のチェック状態をFalseにしています

一瞬チェックはされますが、見た目上はチェックがされていないように振舞われます。

ちなみに

CheckBox.Checked

でチェックボックスの状態を変更させることができます。

これを

CheckBox.Checked = False

にすることで既にチェックがされていたらチェックができないようにしています。



ボタンを押したらチェックされている名前を表示する

ボタンを押したらチェックされているボックスの名前をメッセージボックスで表示する

コードを書いていきます。

これでチェックされているボックスの名前をメッセージボックスで表示させることが

できるようになりました。

ただ、これだとチェックがされていない時にボタンを押してしまうと

メッセージボックスも表示されてしまうのでチェックされていない時は、

メッセージボックスも表示されないようにします

これを実行すると、

このような状態になれば成功です。

まとめ

チェックボックスの状態を取得するには

CheckBox.CheckState

チェックボックスの状態を変更するには

CheckBox.Checked

チェックボックスがチェックされたときのイベントは

CheckBox.CheckedChanged

ご覧いただきありがとうございます。

・こちらの書籍を参考にVB.Net勉強しています。

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