どうも!リョクちゃです。
今回は、バーコード、中でも私たちが日常的に目にする機会が多い
JANコードについて紹介していきます。
目次
バーコードって
Barcodeと英語では書きます。読んで字の如く、バー(棒)で構成されたコードになります。
このバーの太さによって数字で合ったり、文字や記号を表しています。
正しく調べてみると、やはりWikipediaが概要を知るうえでは参考になりそうです。
バーコード(英: barcode)は、縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す識別子の一種である。仕組みとしては、数字・文字・記号などの情報を一定の規則に従い、一次元のコードに変換している。
今日では、多くのバーコードが世に流出しています。
一般的なバーコードは以下のようなコードではないでしょうか?
- JANコード
- QRコード
- データマトリクス
- ISBN
- ASIN
- CODE39
- CODE128
- 郵便バーコード
とまぁ挙げるときりがないですが、上記にあげたバーコードが
主に多く使われています。
一部、簡単に解説すると、
- ISBNは、書籍用のJANコードになっていて、書籍出版物に広く使われています。
- ASINは、Amazonが独自に定めたルールに基づいて構成されるバーコードです。
JANコード
Japanese Article Number(JAN)コードと呼ばれ、
JIS規格によって定められた共通商品コードになります。
JANとは、日本のみの呼称で国際的には、EANコードと呼ばれています。
普段私たちが、スーパーで見かける商品には必ずJANコードが付与されていて、
1商品に対して1つが必ず割り当てられています。
JANコードでは、どの国のどこの事業者で、どの商品かを管理しており、
JANコードを読み取るだけでどこの事業者の商品であるということがわかってしまいます。
これは世界共通の商品識別番号となっており、JANコードがあることで
例えば、スーパーでは、在庫管理や売り上げ管理を効率的に行うことができます。
JANコードがなければ、スーパーでは全ての
取り扱う商品のリストを作っておかないといけませんよね。
管理がとても手間ですし、齟齬も発生しかねないです。
※JANコードがあってよかった。
JANコードの読み方/構成
そんなJANコード、実体は下図のようなバーコードになります。
これを更に構成ごとに分けてみると、
- 国コード 日本の場合、45もしくは49で表されます。
- 事業者コード 商品を取り扱う事業者のコードになります。
- 商品アイテムコード 商品を表すコードになります。
- チェックデジット 読み誤りがないか自動的にチェックする桁になります。
①~④の構成になっており、これによりどこの国の、
どの事業者でどの商品というのがわかります。
※チェックデジットについては、改めて計算方法など紹介していきます!
JANコードの桁数も固有で2パターンがあります。
13桁もしくは8桁の2種類があります。
13桁を標準タイプ、8桁を短縮タイプと位置付けています。
構成は共通で、事業者コードの桁数、商品アイテムコードの桁数が変わります。
13桁の場合、
- 国コード 2桁
- 事業者コード 5~9桁
- 商品アイテムコード 3~5桁
- チェックデジット 1桁
8桁の場合、
- 国コード 2桁
- 事業者コード 4桁
- 商品アイテムコード 1桁
- チェックデジット 1桁
といった構成になります。
実際に流通している商品のJANコードを見る
今回は私が好きなお菓子のJANコードを読み解いていきます。
まずはこちら
この時点で何だかわかる方はすごいです!バーコード情報を記憶されている方ですね。
国コードが49であることから、日本の商品であることはわかります。
これ以降は実際に調べてみないとわからないので……。
事業者コードは、01330
商品アイテムコードは、10510
チェックデジットは、5
という分解ができます。
事業者コード、01330を調べてみると、
カルビーであることがわかりました!
ここまででカルビーの商品であることがわかります。
では、最後に商品アイテムコードの10510を調べてみると、
かっぱえびせん 90gであることがわかりました!
ここで、ようやく、読み取ることができました。
正解は、かっぱえびせんです。
あの「やめられない~とまらない」のフレーズで有名な筆者も大好きなお菓子です!
ここでの読み取り方を参考に、皆さんもスーパーに足を運ばれた際には、
読んでみてもらえたらと思います。
買い物の付き添いでの暇つぶし、新たなアイデアの発見につながるかもしれません!
まずはカルビーの事業者コードを紹介しましたので、
カルビーで探してみるといいと思います!
実際にカルビーの商品を手に取り、アイテムコードを確認してください。
すると、手に持たれた商品はこういったアイテムコードを持っているのか、
という納得に変わります。
まとめ
JANコードには標準タイプと短縮タイプの2種類がありました。
JANコードを読むことで、どこの事業者のどの商品であることがわかります。
JANコードがあることで、在庫管理や売り上げ管理を効率的に行えるようになります。
・JANコードは以下の機器で読み取ることができます。