どうも!リョクちゃです。
今回は、バッチファイルを実行する際に引数を渡してコマンドプロンプト上で
受け取った引数を表示する方法を紹介していきます。
自分も何回かつまづいたのでメモとしても残しておきます。
前回はWindowsコマンドについて記事にしていました。
目次
バッチファイルに引数を渡して実行する
まず下のようなバッチファイルを作成します。
このバッチファイルでは、実行したらコマンドプロンプト上に
Hello、そしてWorldを表示し、
何らかのキーが押されるまで待機しているバッチファイルになります。
では、このバッチファイルに引数を渡していきます。
まず、コマンドプロンプトを立ち上げて、
先ほど作成したバッチファイルが眠るディレクトリに移動します。
移動には、cdコマンドを使います。
実行したら、
と入力します。
ここでバッチファイル名の後に1や2があります。
これこそが引数になります。
バッチファイル名の後に半角スペース、引数, 半角スペース、引数と入力することで
実行時に引数を渡せます。
※引数の数は何個でも。
でも、これだけでは渡せても作成したバッチファイルでは受け取ることができません。
次の節で解説します。
バッチファイルで引数を受け取る
バッチファイルで引数を受け取るには、%記号を使います。
先ほど作成したバッチファイルに以下の記述を付け足します。
赤枠で囲まれた記述が、引数を受け取る記述になります。
番号の1や2は、実行時に渡される引数の順番になります。
引数の個数に応じて割り振ってあげてください。
例えば、バッチファイル名 1 2であれば、
%1には1
%2には2
がそれぞれ引数として受け取ることができます。
実際に実行してみましょう。
下図のようになります。
Hello の後に1
Wordの後に2
が表示されています。
このようにして引数を受け取り表示することができます。
数字以外にも可能です。
受け取る引数の順番を入れ替えて実行してみると、
上のバッチファイルでは%1と%2を入れ替えています。
これを実行すると、
それぞれ、
Hello の後に2番目の引数
Worldの後に1番目の引数が
渡されています。
まとめ
Windowsでバッチファイルに引数を渡す方法について紹介してきました。
引数を受け取るには、
コマンドプロンプトを開き、バッチファイルが保存されている場所まで移動
もしくは絶対パスで実行するバッチファイルを入力します。
バッチファイルを入力したら、半角スペース、引数1、引数2と入力します。
最後にEnterを押すことで、実行したいバッチファイルに引数を渡すことができます。
※引数の個数は何個でも。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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