【PowerShell】文字列をいろんな角度から扱ってみる~文字列に学ぶ~

どうも!リョクちゃです。

今回は、文字列についてあらゆる角度から使い方を学んでいきます。

文字列の操作を理解して、より効率的にPowerShellを使っていけるようになっていきます。

ちなみに前回はこちら

前回(https://dreamparadaisu.com/powershell_02/)学んだ、変数をより賢く使ってみようと思います。その中でPowerShellの強みでもあるファイル操作を理解しながら、変数に代入された情報をファイルとして出力することを例を使って紹介していきます。



目次

文字列とは……

そもそも文字列とは何でしょう?

調べてみると

文字列(もじれつ)は、単語や文章のような、文字の連なったもの。ストリング (string)、テキスト (text) という場合もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

要するに、文字が連なったものだそうです。

あ ← 文字列ではなく、文字です。

あい ← 文字ではなく、文字列です。

といった感じですね。

ちなみにプログラミング言語では、

あ ← CharStringとして扱われます。

あい ← Stringとして扱われます。

と分けて使われることもあります。(CharとString)

PowerShellで文字列を作る

以下のような記述で、文字列を生成し認識されます。

“あいうえお” or ‘あいうえお’

ダブルクォーテーションもしくはシングルクォーテーション

囲まれたのが文字列として認識されます。

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変数に文字列を代入

$test = “あいうえお”

と書くことで、変数に文字列”あいうえお”を代入することができます。

変数に代入された文字列を表示する

ここで、以下の変数に代入された文字列をWrite-Hostで表示してみます。

Write-Hostコマンドは、Windowsコマンドでいう、echo

プログラミングにおける、print関数と同じ挙動をします。

VB.Netだと、Console.WriteLineなど。

と表示されるのがわかります。

それでは、「私の好きな食べ物は$strAと$strBです」となるように表示がしたい場合

どのようにすればいいでしょうか?

答えは

Write-Host “私の好きな食べ物は” $strA”と”$strB”です。”
こうなります。

これだと、わかりづらくはないですか?

こんな時PowerShellではいくつかの方法があります。
ここでは2パターンの方法を紹介します。

formatを使う

PowerShellでは、.NetにおけるString.Formatが使えます。

String.Formatは、以下のように使うことができました。(VB.Netの例です。)

ちなみにPythonだと

だいたいイメージがつかめたところで、PowerShellではどのように記述されるか?

答えは以下のようになります。

文字列に直接変数を入れてしまう

PowerShellでは、文字列に変数を直接代入することができてしまうので、

こちらを使うのも手です。

書き方は

文字列を生成する、“”もしくはの中に${}と記述し、{}の中に変数を入れることで

文字列に変数に格納された情報を代入することができてしまいます。

慣れると便利ですね。

Pythonだと

“”の前にfを付けることで同じようなことができます。

文字列から指定した長さ文字を抜き取る

次は、文字列から情報を抜き出す方法を紹介します。

抜き出すには、SubStringというコマンドを使います。

“文字列”.SubString(開始位置, 抽出したい長さ)

と書くことで抜き出すことができます。

例えば、

こんな感じですね。

とりあえず、まずはこのぐらいでしょうか。

まとめ

PowerShellにおける文字列の使い方をあらゆる角度から見ていきました。

それにしても奥が深い文字列、まだまだ使える手法があるので、

学んで共有できたらと思います。

まずは今回紹介した内容でイメージをつかんでもらえたらなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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