どうも!リョクちゃです。
今回は、プログラミングにおいて基礎となる、変数や定数そして関数の
お話を勉強がてら残しておきます。
前回と比べて、少しプログラムチックになってきたのではないでしょうか。
そんな前回はこちらになります。
目次
変数
PowerShellでは、変数は
と記述することで宣言がされます。
変数名の前に$マークを付けることで、変数として認識されます。
例)
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$Sample |
型を明示的に宣言しなくても問題はありません。
それでは型宣言をしなくてもいいのか?
となるので、型宣言についても触れておきます。
PowerShellにおける型宣言
型宣言は、以下の記述で明示的に宣言することができます。
例)
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[String]$Sample |
定数
PowerShellにおける定数は、ないとは言い切れませんが、
特殊な書き方をします。
考え方としては定数になるのですが、Set-Variableが変数を作成するであったり、
既にある変数の値を割り当てるといった使い方があるため、
定数と一概に言えない場合もあります。
例)
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Set-Variable -Name test -Value "Hello" -Option Constant |
普通に考えるなら
として定数宣言する方がいい(楽)のですが、これだとなんか微妙……?
少しレベル?を上げた考え方が、Set-Variableになります。
使い勝手はいいので、いちどはぜひ。
関数
関数の作り方も何パターンかあります。
PowerShellにおける関数は、functionと宣言することで作成をすることができます。
一般的には、
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function <関数名> { 処理1 } |
のパターンに当てはめることで関数を作成することができます。
例)
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function New-Greeting { Write-Host "Hello" } |
関数名にも決まりがあるみたいで、動詞-名詞といった決め方があります。
動詞には、一覧があるので関数を作る際はそこを参照しながら決めていいと思います。
関数に値を渡してやりたいとき、これを関数に引数を渡すというのですが、
この場合は、
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function <関数名> ($引数1, $引数2) { 処理1 } |
とすることで関数に引数を渡すことができます。
引数に対して型を決めてあげたい場合は、
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function <関数名> ([型名]$引数1, [型名]$引数2) { 処理1 } |
例)引数のnum1とnum2を足した値を返す関数
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function Test-Number([Int]$num1, [Int]$num2) { return $num1 + $num2 } |
このように関数を作ることでPowerShellでもいろいろなことができてしまいます。
まとめ
PowerShellで変数や定数、そして関数を宣言、
作るにはどうしたらいいかをまとめてみました。
バッチと比べて柔軟に且つオブジェクトよりになったのではないかと感じています。
極めてみると、様々なことができそうですね。
フォルダやファイルの整理はPowerShellでやってしまうのが便利かもしれません。
例えば、あるフォルダを一括検索したり、あるファイルを書き換えたり作成したり。
まだまだ覚えることはいっぱいありそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます