どうも!リョクちゃです。
前回バーコードの中でJANコードについて記事を書きました。
その際に触れたチェックデジットについて、計算方法は解説しなかったの
今回はあらためて解説していきます。
あくまでJANコードの13桁(標準タイプ)の計算方法になるので、
他のバーコードでは使えませんのであしからず。
ちなみに前回は、こちら
モノを買われることであれば、一度は見たことがあるだろうバーコード、そんなバーコードについて一回はどうなってんだろう?と気になったことはありませんか?私たちが日常的に目にするバーコード(JANコード)についてさらっと紹介しています。モヤモヤした悩みの解決もしくは雑学ネタとして参考にしていただければ嬉しいです。
目次
チェックデジットについて
こちらについて調べてみると、
チェックデジットとは、数字列の誤りを検知するために付加される検査用の数字のこと。また、そのような数字を用いた誤り検出方式。バーコードや銀行の口座番号などに利用されている。
チェックデジットがあることで、
バーコードに間違いがないかどうかがわかるということですね。
チェックデジットの計算方法
以前に用いたかっぱえびせんのJANコードを例にチェックデジットを計算していきます。
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全ての偶数桁の数字を足す!!
最初に、チェックデジットを除く全ての偶数桁を足し合わせます。
偶数桁の総和を3倍する!!
先ほど求めた偶数桁を足し合わせた数を3倍にします。
19 × 3 = 57
全ての奇数桁の数字を足す!!
チェックデジットを除く全ての奇数桁を足しわせます。
偶数桁の総和×3と奇数桁の総和を足す!!
偶数桁の総和×3をした値は、57です。
奇数桁の総和は、8です。
これらを足しわせると、
57 + 8 = 65
となります。
足しわせた結果の下1桁の数字を10から引く!!
最後に足しわせた結果の下1桁を抽出し、10から引き算します。
65の下1桁は5になるので、この値を10から引きます。
10 – 5 = 5
チェックデジットは、5になります。
JANコードを確認してみると、
実際にかっぱえびせんのJANコードの末尾のチェックデジットは5であることがわかります。
このようにしてチェックデジットを計算することができました。
※ 下1桁が0の場合は、0になります。
まとめ
JANコードの13桁に基づくチェックデジットの計算方法について解説していきました。
知っていると便利で、
チェックデジットという検出方法があるからバーコードは
間違えないんだということがわかりますね。
ただしバーコードを読み取っただけでは、チェックデジットが正しいかなんてわかりません。
読み取ってチェックデジットを判定する仕組みを考えなければいけません。
最近では、バーコードを読み取るスキャナにチェックデジット判定機能が付いているのもあり
それを利用することでわざわざ仕組みづくりを自分で考える必要はなくなってきました。
ですが、こうした仕組みづくりはなるべく最初は自分で考えやるようにしましょう。
自身のスキル向上や知恵の肥やしになります。
チェックデジット判定については、
またどこかでプログラミングをテーマにやって行けたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
・JANコードは以下の機器で読み取ることができます。