IPアドレスとは?ネットワークの住所と仕組みをやさしく解説

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IPアドレスとは?ネットワークの住所と仕組みをやさしく解説

どうも!リョクちゃです。

最近、ネットワークインフラに触れる機会が増えてきたので、改めて勉強しながらということで、いくつか記事にしていきます。

ネットワークの世界で最初に出会うのが「IPアドレス」。
「192.168.1.10」や「10.0.0.1」などの数字を見たことがある方も多いでしょう。

本記事では、 IPアドレスとは何か、どんな役割を持っているのか を入門者向けに解説します。


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IPアドレスの役割

  • ネットワーク上の「住所」
  • 機器を一意に識別する番号

👉 実世界の例え

  • 都道府県 + 市区町村 = ネットワーク部
  • 番地や部屋番号 = ホスト部

IPアドレスの構成

IPアドレスは ネットワーク部ホスト部 に分かれています。

例: 192.168.1.10/24

  • ネットワーク部:192.168.1.0
  • ホスト部:.10
  • /24 は「サブネットマスク」で区切りを示します(詳細は第3回で解説)

IPv4とは?

  • 32ビット(約43億通り)
  • 一般的に使われている「192.168.x.x」など

IPv6とは?

  • 128ビット(ほぼ無限の数)
  • 例:2001:db8::1
  • 将来的には主流になる見込み

実務でありがちなトラブル例

  1. IPアドレスの重複
    • 同じIPを複数の機器に設定すると通信不安定に
    • DHCPや固定IPの設計不備が原因
  2. 誤った設定
    • ネットワーク部が違うと通信できない
    • 例:192.168.1.10192.168.2.20 は別ネットワーク

資格試験での出題例

  1. 基本情報技術者試験
    • IPアドレスの役割やネットワーク/ホスト部の理解を問われる
  2. CCNA
    • サブネットやIP設計の基礎知識を問われる

まとめ

  • IPアドレスはネットワーク上の住所
  • ネットワーク部とホスト部に分かれている
  • IPv4とIPv6の2種類が存在
  • 重複や設定ミスがトラブルの典型例

👉 次回は 「デフォルトゲートウェイ」 について解説します。
通信の“出口”を理解すると、外部ネットワークとの関係がスッキリします。

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➡ 次回:デフォルトゲートウェイとは?通信の出口と役割を理解しよう

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