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【2026年版】エンジニアの本棚アップデート計画
― AI時代に“仕事を奪われない側”になるための必読IT書籍 ―
序文:2026年、本で学ぶ意味はどこにある?
2026年現在、「AIに仕事を奪われる」という言葉は、もはや珍しくありません。
生成AIはコードを書き、設計案を出し、時にはレビューまでしてくれます。
では、エンジニアはもう勉強しなくていいのか?
答えは、はっきりNOです。
むしろ今は、
- なぜそのコードになるのか
- なぜその設計を選ぶのか
を説明できる人と、そうでない人の差が、急激に広がっています。
私は現在、基本情報技術者試験の学習を進めつつ、
VB.NETやPythonでの業務/個人開発を続けていますが、
この数年で強く感じたのはーー
「AIを使いこなせる人ほど、基礎を本で固めている」
という事実です。
2026年の今だからこそ読みたい、
“考える力”を鍛えるためのIT書籍を、実体験ベースで紹介します。
原理原則を鍛える ― 「理解の深さ」がAIとの差を生む
■コンピュータはなぜ動くのか
CPU・メモリ・OS・プログラム実行の仕組み。
一見「古典」に見える内容ですが、2026年の今こそ価値が高い一冊です。
生成AIはコードを出力できますが、
「なぜこの処理が速いのか/遅いのか」は説明できません。
VB.NetでもPythonでも、
パフォーマンスや障害調査で最後に効いてくるのは、この知識です。
おすすめな人
- 基本情報技術者試験を勉強中の方
- 「動くけど理由が説明できない」状態から脱したい人
■アルゴリズム図鑑
アルゴリズムが「数式」ではなく「動き」で理解できる名著。
AIが提示するコードを見て
「これ、計算量どうなっている?」と一瞬でも思ったなら、読む価値ありです。
私はこの本のおかげで、
- ソート
- 探索
- 再帰
といった概念が感覚的に理解できるようになりました。
おすすめな人
- アルゴリズムが苦手意識のある初学者
- 基本情報の午後問題に苦戦している方
実践力を磨く ― 「書ける」から「読める・直せる」へ
■リーダブルコード
2026年になっても、まったく色褪せない不朽の名著です。
生成AIがコードを書く時代だからこそ、
人間の仕事は「読む・直す・判断する」側に寄っています。
- 変数名
- 関数の責務
- コメントの書き方
これらは、AI任せでは身につきません。
実務で「この人のコード、安心して触れる」と思われるかどうか。
その分かれ目が、この本に詰まっています。
おすすめな人
- チーム開発に入ったばかりの若手エンジニア
- レビュー指摘されがちな人
■生成AI時代の開発作法
※2025年以降に登場した、”今読むべき”新世代の一冊。
「AIを使う前提」で、
- どう設計するか
- どこを人が判断するか
が具体的に語られています。
私自身、Pythonでの個人開発では
「まずAIに叩かせ、最後は自分で設計を諦める」
というスタイルに落ち着きました。
その思考整理に、非常に役立った一冊です。
おすすめな人
- ChatGPTやCopilotをすでに使っている人
- 「便利だけど、依存が怖い」と感じている人
戦略を学ぶ ― 技術だけでは生き残れない時代へ
■エンジニアリング組織論への招待
2026年のエンジニアに必要なのは、
「技術 × 組織 × コミュニケーション」です。
どれだけ優秀でも、
- なぜこの設計にしたのか
- なぜ今やるのか
を説明できなければ、評価されにくい時代になりました。
この本は、
「技術者がどう価値を発揮すべきか」を
構造的に言語化してくれます。
おすすめな人
- 将来リーダー・上流工程を目指したい人
- 技術以外の評価軸に不安がある人
結び:10年後も生き残るエンジニアの読書術
2025年までは、
「知識を持っていること」自体が価値でした。
しかし2026年の今、
知識はAIが瞬時に提供してくれます。
それでも本を読む意味は、ここにあります。
- 知識を”体系”として理解する
- 判断の軸を自分の中に持つ
- AIの出力を「評価できる側」に回る
本棚は、その人の思考の履歴です。
もし今、
「何を読めばいいかわからない」と感じているならーー
まずは本棚を、2026年仕様にアップデートしてみてください。
それはきっと、
10年後の自分を助ける”最も安定した自己投資”になります。




